不用品回収の基礎知識

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不用品として回収できるもの、回収方法、注意したいトラブルについて

古くなった家電家具、引越しの際に出る大量の不用品は、整理するのも捨てるのも一苦労です。不用品を処分すための方法には、リサイクルに出す、粗大ごみとして収集してもらう、業者に回収してもらう……などが考えられますが、どんな方法がよいのでしょうか。こうした不用品回収に関するお客様の悩みを、埼玉県の便利屋コーナンが解決いたします。

どんなものが不用品として処分可能?

引越しや住まいの建て替え、住人が亡くなったときなど、大量の不用品や遺品が出て処分に困ったことはありませんか? また、オフィスや店舗でも、移転や閉店などによって大量の不用品が発生します。こうした場合は、不用品回収業者にまとめて依頼することで、さまざまな不用品を手早く処分できます。

電化製品などの不用品

不要になった古い電化製品が倉庫や押入れの奥に眠っていませんか? 家電リサイクル法の施行もあって、今日では電化製品の回収は以前よりも簡単ではなくなりました。テレビや冷蔵庫、エアコンなどは、処分するのに別途リサイクル料もかかります。電化製品などは、通常の粗大ごみでは簡単に回収できない場合が多いのです。

大型家具などの不用品

古くなった大型家具も、処分に困る不用品のひとつです。ゴミとして処分しようと思っても、いったん組み立てられた家具は大きく、一人では運び出すことさえ困難なこともあります。粗大ごみとして行政に引き取ってもらおうとしても、回収スケジュールや依頼方法など、面倒な手間や決まりがあるケースが少なくありません。

遺品

家族や親せきが亡くなったとき、遺族は悲嘆にくれてばかりはいられません。遺品整理という大きな問題が発生するからです。遺された者たちだけではなかなか思い切って処分できないものの多く、かといって遠方に住んでいる場合などでは、遺品整理に十分な時間をかけられないこともあるでしょう。依頼主の心に寄り添った形で、第三者に遺品を整理してもらえると大変助かります。

ごみ屋敷の不用品

近頃話題になることも多い「ごみ屋敷」は、衛生面や臭いなど、周囲への悪影響が大きいことから地域社会における問題ともなっています。こうしたごみ屋敷を丸ごと整理するとなると、どこから手をつけたらいいのか、どれだけ時間がかかるのか――途方にくれてしまうことと思います。不用品の回収とともに、搬出後の清掃もしてもらえると安心です。

リサイクル品

不用品の中には、リサイクルに回せるものもあります。一番面倒なのは、買取可能かどうかの判断。買取の可否やその金額は、製品の状態や年式、流行などによって決まります。不用品回収の際にリサイクル品を査定し、買い取ってもらうことにより、回収費用・処分費用を抑えることも可能です。

産業廃棄物

住宅の解体やリフォームの際に生じる残置物(前の住まい手が残した家財道具など)も産業廃棄物のひとつ。これらの廃棄物は、不法投棄とならないように適切に処理する必要がありますが、これも決して簡単なことではありません。廃棄物処理に関する専門的な知識と豊富な対応経験が求められます。

テナント物件の原状回復で出た不用品

店舗やオフィスを閉店・閉鎖する際には、大量の不用品が発生します。店じまいや拠点の移転などでは借りていたテナントを原状回復させ、不要な残置物を処理しなければなりません。オフィスデスクや什器、ロッカーなどの備品については、リサイクル品に回せるかどうかの買取査定も必要になります。

不用品でお困りの方はこちらへ。便利屋コーナンが回収する不用品をご案内します。

不用品を処分するには?

不用品を処分する方法は、大きく分けて次の3つです。費用はかかりますが、専門の不用品回収業者に引き取りを依頼する方法が一番確実であり安心と言えるでしょう。

1 リサイクルショップに買い取ってもらう

リサイクルショップに買い取ってもらえれば、依頼主様にとって無価値の不用品がお金に変わります。また、再利用という形で処分することはエコにつながり、地球環境に貢献できるというメリットもあります。とはいえ、すべての不用品を買い取ってもらえるわけではありません。不用品の状態や社会的需要などの面から、苦労してショップに持ち込んだのに買い取ってもらえない、というケースもあります。

2 役所などの行政に回収を依頼する

市役所などでも粗大ごみなどとして不用品を回収してもらえますが、費用がかかることがほとんど。また、テレビや冷蔵庫などの家電製品の場合は、粗大ごみとして引き取ってもらえません。市町村によっては廃棄物処理場へ直接持ち込むことが可能な場合もありますが、好きな時間に引き取ってもらうことは難しく、追加で費用を請求されるケースも多いものです。

3 専門の不用品回収業者に依頼する

専門の不用品回収業者に依頼する場合も、費用はかかります。ただし役所と違って、それぞれの不用品に適した処理を業者側で行ってもらえるので、時間をかけられないような多忙な人にとっては大変便利です。不用品を査定し、価値ある品物は買取をしてもらうことも可能ですので、回収費用を抑えられるかもしれません。また、産業廃棄物やごみ屋敷から出る大量の不用品などは、行政では引き受けてもらえない場合も。正しい回収方法を熟知している専門の業者に任せられれば安心です。

不用品回収におけるトラブル

不用品を業者に回収してもらう際には、以下のようなトラブルが発生する可能性がありますので注意してください。

「無料回収」と書いてあるが有料だった

粗大ゴミや不用品の回収で一番多いトラブルが、「無料回収」という言葉を信じて依頼したのに回収料金がかかったというもの。場合によっては、「回収後に高額請求されて泣き寝入りした」というケースもあるようです。また、「見積もりを依頼しただけで勝手に商品を回収された(代金を請求された)」というトラブルもあります。不用品の回収にはお金がかかるものと認識し、良心的で誠実な業者を選ぶようにしましょう。

問い合わせようとしたけど、所在地が不明

「何でも引き取ります」などとスピーカー付きトラックで巡回している業者の中には、きちんとした所在地を表示していないところもあります。後で問題が発生したときに問い合わせようとしても、業者を調べることができません。所在地不明業者に引っかからないようにするには、回収の前に領収書の発行を依頼するとよいでしょう。領収書を発行してくれないような業者には、依頼しないほうが賢明です。

見積もり金額と実際の請求が大きく違った

事前に見積もってもらった金額と、実際の回収後の金額とに差が生じる場合があります。例えば、大型電化製品の取り外しや大型家具の解体など、あらかじめ依頼者から伝えられていた作業以外の特殊な作業が発生すると、その分の費用が加算されます。見積もりのときに、費用と項目の内訳について丁寧に説明してくれるような業者を選ぶとよいでしょう。

なお、見積もりと実際の金額が大きく異なる原因としては、依頼者様のほうに責任がある場合もあります。依頼者様としては事前に不用品の量をきちんと把握しておき、業者に見積もってもらう際には、回収してもらいたい内容をきちんと伝えるようにしましょう。